ビットコインの確定申告の方法は?

仮想通貨の所得計算方法
確定申告は毎年1月から12月末までに得た収入を確定させ国に支払う税金を申告する事をいいますが、収入を得た全ての人が申告しなければいけないという訳ではなく給与収入が2000万円を超える人や20万円を超える副業収入がある人、2箇所から給料をもらっている人などが挙げられますが他にもありますので気になる場合は税理士や税務署に相談すると良いでしょう。

仮想通貨の場合は譲渡所得に該当するという意見も一部にはありますが、現在では20万円を超える副業収入がある人に該当します。
これは仮想通貨取引の場合、仮想通貨を現金で買うための支払い手段であって通貨ではなく物として取り扱う事になっているためです。

金などの現物資産と同じ考え方です。2017年9月に国税庁からも指針が出ており確定申告方法は雑所得というのが発表されました。
そのため申告する書類の欄への書き方は雑所得の欄に記入する事になります。いくらから申請すればいいかについては年間を通じて20万円以上の利益が確保すれば申告義務が生じます。

今はスマートフォンのアプリやツールを使って利益額が調べられますし書類の書き方例などを教えてくれるものもありますので初心者は活用する事をおすすめします。

仮想通貨の損益の計算のやり方は?

特に複数の仮想通貨を保有している場合は損益計算が複雑ですね。
ビットコインをアルトコインにして、アルトコインをビットコインで買って、この時は損をしたけど今回は利益が出てなど1回1回メモをしていればいいですが、そんなにマメな人もいないでしょう。

仮想通貨に投資をしている有名ブロガーは購入額と利益額を記録して総平均法で計算をしている方もいらっしゃいますが、こんなに面倒な事を全てのユーザーができる訳もありません。
そこで市販、あるいは無料で提供しているアプリケーションツールを使用する発想になりますが、例えば損益自動計算ツールtaxCryptactは完全無料で使用する事ができ、それなりに使いやすいと評判です。
その計算方法も国税庁の指針に沿った計算式を採用していますので国税庁の納税額の認識が違うといった事態も避ける事ができます。

製作者の中にゴールドマンサックスでヘッジファンド運用やトレーディングのシステム設計に携わっていた方が設計しているので計算方法に信頼性が高いアプリケーションだと言えます。
制作会社は出来たばかりのため信頼性は低いと感じられるかもしれませんが無料ツールである以上文句は言えませんからね。

今後もこういったツールがたくさん出てくると思われますが利用する価値が高いと言えます。